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ほあしたつのり@宮崎県のニート

仕事辞めてニート。地域と面白おかしく生きてます。 twitter:@GoingHoasi

企画 2018年09月27日

日向サンバに魅了されたママさん。強い想いが100人の輪を結ぶ!

宮崎の人に会いに行く。

宮崎県日向市から誕生したひょっとこ踊り。

そのひょっとこ踊りの音楽をサンバ調に変え、新たな踊りとして30年以上前から誕生したのが「日向サンバ」。

今回はそんな日向サンバに魅了され、100人規模で日向サンバのイベントを主催した岩崎香織(いわさきかおり)さんにインタビュー!

 

日向サンバとの出会い

ほ:岩崎さんの日向サンバの出会いは何だったんですか?

 

岩崎さん:日向サンバとの出会いは小学校1年生から6年生の運動会でしたね。通っていた大王谷小学校でやってたんですよ。当時は運動会が苦手で、走るのが苦手だったんですけど、日向サンバがあるから運動会は行ってましたね。その小学生時代から「日向サンバっていいなぁ」と思ったまま時が過ぎ忘れていき……。

 

ほ:あれ?初っ端から忘れちゃったんですか?

 

岩崎さん:でも、ふと8年前くらいに「日向サンバ楽しかったよなぁ」と思って、たまたま年下の女の子に日向サンバを踊っていたか訊いてみたら、

「そんなのやってない!」

と言われてショックだったんです。それがきっかけでインターネット検索してみたら、日向サンバについて何も書かれていなかった。「え、なんでこんなにないの?」とさらに調べたら、唯一日向市について書く掲示板のようなサイトを調べ当てて、「そういえば小学校で日向サンバってあったよね」という言葉を見つけたんです!

 

ほ:執念ですね。

 

岩崎さん:あまりの情報の無さにショックを受けて、いつか日向サンバを踊りたいと思ったのと、日向市のオリジナルの踊りなのに、埋もれてしまうのはもったいないと思ったんです。

 だから周囲の人たちに日向サンバのことを訊いたら、同世代は懐かしいねという声が多かった。そこでまだ日向サンバはやれるはずだと思い、日向サンバの曲を探し始めました。

 

ゼロから始めた活動

ほ:まず(日向サンバの)曲がなかったんですね。

 

岩崎さん:そう。何も知らなくて。で、その時私、SNSやってなかったから、友達に「日向サンバを作った人を調べたい」と伝えたら、その人がSNSで拡散してくれて。そこから情報を得ることができました。そこで日向サンバの振り付けの先生を見つけることができ、その連絡を受けたその日に日向サンバの振り付けの先生の家を訊ねましたね。

 

ほ:その日に訪ねたんですか?

 

岩崎さん: 訪ねちゃいました笑

 そこで先生と話して、日向サンバが好きだから何かしたいと話し、協力してもらえることになりました。でも、振り付けの先生も曲は持っていなくて。

 でも、それからしばらくして、私が仕事の帰りに寄った日向市観光協会で日向サンバの曲について訊いてみたら、観光協会が原曲を保管していた。そこから観光協会の方の中にも日向サンバ好きな人がいて、その方から35年前から日向サンバを普及する活動に参加していた方を紹介してもらいました。その方と一緒に、2017年の9月から日向市武道館で日向サンバの講習会を始めたんですよ。

 それからすぐ、去年日向市で行われた世界ジュニアサーフィン選手権の選手たちと日向サンバ踊ることになりました。

 

ほ:そういった外国の方たちとの交流もあって、大勢で日向サンバを踊りたいという気持ちがあったんですか?

 

岩崎さん:大人数で踊りたいという気持ちはそれよりずっと前にありました。

 外国の方々と踊った後も、数々のイベントに『日向サンバ同好会』として出演し、その繋がりで「ひょっとこ踊りの前夜イベントに参加しないか?」という話をいただいたんですよね。ありがたいと思うと同時に、そのままだとただ日向サンバを踊るだけでは、他の人たちが日向サンバの踊りに参加しないと思ったので、そこで日向サンバを絡めたフラッシュモブをやろうと思った。そこからいろんな人に声を掛け、

気がついたら参加者が100人を超えていた。

※フラッシュモブとは……インターネットや口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンスを行うこと。

 

ほ:……いつの間にかってことはないんじゃないですか?

 

岩崎さん:ホントホント。多分Facebookで日向サンバを発信し続けたのが原因かもしれない。直で声もかけたけどね。誘った人が別の人を誘ったこともあった。収集がつかないと思い、慌てて連絡用グループを作ったよ。1年ちょっとで、ここまで大きくなったのは、びっくりした笑

 

100人規模で挑戦することになった日向サンバ

 

ほ:100人以上で日向サンバのフラッシュモブをやったうえで、大変だったことは何でしたか?

 

岩崎さん:まずは日向サンバを知らない人が多かったことですね。

 

ほ:えっ?知らない人ばかりだったんですか?

 

岩崎さん:さっき話した通り、知り合いが知り合いを呼んだりしていたから面白そうという理由で集まった人も多かった。だから、市役所のテラスでお昼に練習する告知をFacebookでして、誰か来たら練習していた。

5、6人来るときもあれば0人の時もありましたね。

個人の家に行って日向サンバをやったこともあった。

 

ほ:日向サンバ分かんないから来るって岩崎さんの人望ですよね。

 

岩崎さん:私の人望というか、

楽しいことが好きな人が多いんだな

と。びっくりしました。こういう風にやりたいと言ったらやってくれる人いるんだなと笑

 それと(日向サンバのフラッシュモブが)成功するしないは別にして、踊れる人が100人増えるってところは嬉しかった。

 

ほ:そこ(目標)でかいですよね。日向サンバフラッシュモブ立ち上げた時、リーダーなりの不安はありましたか?

 

岩崎さん:ウルトラあった。ウルトラあったよ!

 

ほ:100人ですからね

 

岩崎さん:直前で人数把握したから。

 

ほ:直前っていうと?

 

岩崎さん:いったい何人参加者がいるのかと参加者の一人に訊かれて数えてみたら100人以上いた。それを把握したのが7月末くらい。

日向サンバのフラッシュモブは8月4日。

 私、ざっくりな性格だから。で、そこで日向サンバをやる怖さを実感した。赤ちゃん連れているお母さんも参加するし、熱中症になったらどうしようという思いが頭をよぎった。それまでは日向サンバを知ってもらおうという想いだけだったけど、そこからシフトして楽しく終わって健康なまま終われるようにしないといけないと思った。

 休憩場所とか、哺乳できる場所とか何度も案内してジュースとか水とか熱中症対策、めちゃくちゃ準備した。

 

ほ:怖くなった時、辞めちゃおうとか思わなかったですか?

 

岩崎さん:逃げたくなった時はあったけど、辞めたいとは思わなかった。もう逃げられない状況。

 

ほ:逃げられない状況とはどんな感じですか?

 

岩崎さん:山を登っているような感じ。逃げたかった時もあったけど、同時にこれ乗り越えたら、成長できるんじゃないかと思った。

そんな状況の中で、協力してくれる人、やろうとしてくれる楽しんでくれる人もいたのに孤独を感じた。

 自分が最初から誰かに頼ろうと思ったら成立してなくて、とにかくがむしゃらにやってみて、そしたらやっと手を差し伸べてくれる人がいる。

 

100人以上で行った日向サンバのフラッシュモブ

日向サンバ~第35回日向ひょっとこ夏祭り~(HYUGA Samba)

https://www.youtube.com/watch?v=gLEmDkeE92U

 

 

ほ:実際フラッシュモブやった後はどんな気持ちの変化でした?

 

岩崎さん:凄く楽しかった。直前までは周囲に「雲隠れする」と言っていたけど、踊りながらみんなが楽しんでいる様子が見えた。その時間もあっという間でしたね。

 

ほ:それくらい強い想いだったんですね。

 

岩崎さん:そう。だけど、日向サンバのフラッシュモブが終わってから「日向サンバのCDが欲しい」、「講習会がしたいという」連絡が来て、私は日向サンバから逃げれないんだなぁと思った笑

 

ほ:岩崎さん、ありがとうございました。最後に日向サンバ同好会のこれからの活動について教えて下さい。

 

岩崎さん:

10月7日18時~19時宮崎県日向市で行われる日向十五夜祭りで日向サンバと十五夜音頭を絡めたエレクトリカルパレードをやります。皆さん是非、遊びに来て下さい!

※エレクトリカルパレード……東京ディズニーランドで行われている夜のパレードのこと。

 

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